【長尾健吾選手】全日本ロードレースRd.7 鈴鹿 ST600クラスにて最終戦を制し、自身初の2連勝
2025.11.06
~本大会に向けた取り組み~
岡山大会の優勝から3週間──
マシンもフィジカルも、極限の中で磨かれた仕上がり。
岡山大会のデータを基にセッティングは微調整のみとし、「感覚を合わせる」ことに集中。
新品タイヤの本数が限られる中、自己ベストの0.4秒落ちまで詰め、3番手でフリー走行を終える。
決戦
朝からの雨。
ウォームアップ走行ではNEWタイヤを温存し、岡山大会で使用した中古タイヤでコースイン。
限られた時間でマシンバランスを微調整し、勝負へ。
スタートはクラッチミートが合わず、4位で1コーナーを抜ける。
セクター1、2周目もトップのペースは圧倒的。
ここで離れれば勝機なしの3周目、2台の集団に追いつき形成されたマッチレース。
互いの得意区間、不得意区間が交錯のなか、2周を費やし状況を完全に把握。
そしてラスト3周──スパート開始。
アステモシケインでトップを奪取したが応戦され、130R進入で逆転を許す。
最終ラップの低速コーナーで残った武器のブレーキング勝負。
勝負は最終セクターへ。
インを完全にブロックされ、道はなし。
車体をアウトに振り、リアをスライドさせ、ラインをトレースした完璧な進入により、コントロールラインをトップで通過。
自身初の2連勝で最終戦を制したのは、研ぎ澄まされた集中力。
テクノスマイルは、進化と挑戦を支えるスポンサーとして、これからも応援を続けてまいります。
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